外壁塗装を検討している皆様は、きっと「雨が降ったらどうなるんだろう。」と不安に思っているのではないでしょうか。
せっかく綺麗に塗り替えた外壁が、雨で台無しになってしまうのではないかと心配になりますよね。
この記事では、外壁塗装の次の日に雨が降った場合の影響や塗装直後の雨によるリスクをご紹介します。
□外壁塗装の次の日に雨が降ったらどうなる?
外壁塗装の翌日に雨が降ると、塗料が乾く前に雨水が塗料に混ざってしまう可能性があります。
これが、仕上がりの悪化や耐久性の低下につながる大きな原因です。
1:塗料が流れる
塗料が乾く前に雨が降ると、塗料が流れ落ちてしまう可能性があります。
せっかく丁寧に塗られた塗料が、雨水によって流れ落ちてしまうと、塗膜が薄くなってしまい、耐久性が低下してしまいます。
また、ムラになったり、仕上がりが悪くなったりする可能性も。
2:塗膜の剝がれ
塗料が完全に乾く前に雨が降ると、塗膜が剥がれやすくなります。
塗料が乾く前に雨が降ると、塗膜がしっかりと固まる前に水分を含んでしまい、接着力が弱くなって剥がれやすくなってしまいます。
3:塗装が完了している場合
塗装工程が全て終了していれば、雨の影響はほとんどありません。
外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの工程で完了します。
もし、すべての工程が終了していれば、翌日に雨が降っても、塗膜はすでに固まっているため、雨の影響を受けることはありません。
□外壁塗装後の雨によるリスクをご紹介
外壁塗装後の雨によるリスクを、より詳しく見ていきましょう。
1:耐久性低下のリスク
外壁塗装の目的は、建物を雨風から守ることです。
しかし、塗料が完全に乾く前に雨が降ってしまうと、塗膜が十分に硬化せず、本来の耐久性を発揮できません。
その結果、外壁は雨水や紫外線に弱くなり、劣化が早まってしまうのです。
2:塗膜剥がれのリスク
塗膜がしっかりと固まる前に雨が降ると、塗膜と外壁の間に水分が入り込み、接着力が弱くなって剥がれやすくなります。
特に、下塗りが十分に乾いていない状態で雨が降ると、剥がれやすい状態になりやすいです。
3:仕上がりの悪化のリスク
塗料が乾く前に雨が降ると、雨水が塗料に混ざってしまい、ムラになったり、垂れが発生したりして、仕上がりが悪くなってしまいます。
また、雨水が乾燥した塗膜に染み込むことで、シミや汚れが発生する可能性もあります。
□まとめ
外壁塗装の翌日に雨が降った場合、塗料が乾く前に雨が降ると、塗料が流れ落ちてしまったり、塗膜が剥がれやすくなったり、仕上がりが悪くなったりするリスクがあります。
しかし、塗装工程が全て終了していれば、雨の影響はほとんどありません。
外壁塗装後の雨によるリスクを最小限に抑えるためには、塗装会社との打ち合わせで雨天時の対応について確認し、雨の予報がある場合は、塗装工事の延期を検討することが大切です。