シーラー塗装とは?なぜ必要なのか基本知識と合わせてご紹介します!

シーラーは、塗装において欠かせない「下塗り」で使用する塗料の1つです。
しかし、下塗りで使用する塗料は複数種類があるため、どのような特徴がある塗料なのかよく分からないと感じている方も多いでしょう。
そこで今回は、シーラーが塗装においてなぜ重要なのか、基礎知識と合わせてご紹介します。

□シーラーの基礎知識!定義と他塗料との違いとは?

*下塗り用塗料としてのシーラー

シーラーは、塗装に使用する下塗り用の塗料です。
塗装を行う際には、塗装する面の下地処理をして、その上に美しい仕上がりになるような塗料を塗るといった手順で進みます。
シーラーは、下地処理の段階で使う塗料で、上に塗り重ねる塗料が役割を発揮できるように土台を整える役割を持っています。

使用する際には、素材や状態に合わせて適切なタイプを選んで使用することが重要です。

*プライマーとの違い

シーラーと似た役割を持つ塗料として挙げられるのがプライマーです。
プライマーは「primary」日本語では、「最初の」という意味からきており、密着性を高める役割を持ちます。
シーラーは下地に吸い込ませる点でプライマーと異なりますが、一般的には両者は同じものとして扱われることもあります。

*フィラーとの違い

フィラーも、シーラーと似た塗料として挙げられることが多いです。
フィラーは「filler」日本語では、「埋めるもの」という意味からきており、主にひび割れや凹凸を修正するために用いられます。
フィラーは水性タイプが一般的で、シーラーと比較して塗布量が多くなる点が異なります。

フィラーの1種として「微弾性フィラー」がありますが、これはシーラーとフィラーの機能を兼ね備えた塗料です。

□シーラー塗装の必要性とは?省略のリスクと寿命への影響

「シーラーでの塗装は省略できるか」疑問に感じる方も多いでしょう。
シーラーでの塗装はコストがかかるため、コスト削減の観点から、塗装を省略したい方もいらっしゃいますよね。
シーラー塗装を省略することのリスクと、塗膜の耐用年数に及ぼす影響はどのようなことが挙げられるのでしょうか。

実は、長期的な視点で見ると、シーラーでの塗装を省略することはさまざまなリスクを高めます。
シーラーでの塗装を省略することの最大のリスクは、耐用年数が短くなってしまうこと。
シーラー塗装を省略すると、塗膜の密着度が低下してしまいます。

塗膜の密着度が低下すると、塗膜の劣化や剥がれが早まり、耐用年数が短くなる可能性が高いです。
結果的に再塗装の頻度が増えてコストも増加してしまいます。
塗装の持続性と美観に直結してしまうことから、シーラーでの塗装は欠かせません。

□まとめ

シーラーは塗装工程における重要な要素であり、基本知識と適切な使用法を理解することは、今後塗装をしたいと考えている方にとって欠かせません。
プライマーやフィラーとの違いを理解し、シーラーでの塗装を行わなかった場合のリスクも踏まえて、シーラーの正しい使用を心がけましょう。

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