窯業系サイディングと金属サイディングは何が違う?2つの違いと選び方

外壁は家の外観を大きく左右し、その美しさや耐久性が住まいの価値を決めることもあります。
美しく耐久性にも優れた外壁に仕上げる上で、どのような外壁材を選ぶかは重要なポイントです。
そこで本記事では、外壁材として人気の高い窯業系サイディングと金属サイディングについて、それぞれの特性とメリットをご紹介します。

□サイディング外壁とは?窯業系サイディングと金属サイディングの特徴をご紹介!

サイディングとは、パネル状の外壁材のことで、多様なデザインや色が魅力です。
今回は、特に窯業系サイディングと金属サイディングの特徴を見ていきましょう。

*窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメント質と繊維質を主な原料とし、多彩な色やデザインに仕上げられます。
レンガ調やタイル調、石目調など、自宅の外観を個性的に彩れる点は大きな魅力です。
また、窯業系サイディングは、大量生産によりコストを抑えやすい特徴もあります。

*金属サイディング

金属サイディングは、ガルバリウム鋼板や塗装ステンレス鋼板で作られ、軽量で強度が高いことが特徴です。
外壁材が軽いため、地震時のリスクを減らし、家全体の安全性を高める効果も期待できます。

また、熱を保持しやすく、断熱性に優れています。

□窯業系と金属サイディングの違いとは?選択のポイント

では、窯業系サイディングと金属サイディングはどのように選び分ければよいのでしょうか。
選ぶ際には、違いを踏まえた3つのポイントを意識するようにしましょう。

1:デザイン性

窯業系サイディングはデザインの豊富さに優れ、自由度の高い外観を実現できます。
一方、金属サイディングはシンプルでモダンなデザインが特徴です。
どのようなデザインにしたいか、理想に合わせて選びましょう。

2:耐火性や防水性

窯業系サイディングは耐火性に優れており、不燃材料や準不燃材料として認められています。
一方、金属サイディングは耐火性には劣りますが、強度は高いです。
また、金属サイディングの防水性は窯業系よりも高く、吸水による損傷のリスクが低いといったメリットもあります。

3:メンテナンス性

金属サイディングは、耐用年数が長く、メンテナンスの手間が少ないです。
一方、窯業系サイディングは定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスにかかるコストも踏まえて選ぶようにしましょう。

□まとめ

窯業系サイディングと金属サイディングは、それぞれデザイン性やメンテナンス性といった優れた特性を持ちます。
デザインの多様性を求めるなら窯業系、耐久性やメンテナンス性を重視するなら金属が適しています。
ご自身の理想に合わせて、適した外壁材を選ぶようにしましょう。

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