ガルバリウム鋼板の耐用年数を最大限に!選び方と環境の影響

安心して暮らし続けられる家をつくるために、どのような外壁材を選ぶかは、重要な要素の1つです。
特に耐久性やコストパフォーマンスを重視する際には、ガルバリウム鋼板は優れた選択肢として注目されています。
この記事では、ガルバリウム鋼板を外壁材として使用する際の耐用年数やメンテナンスの必要性、費用対効果について解説します。

□ガルバリウム鋼板とは?特徴とメリットをご紹介!

*ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%と亜鉛43.4%、シリコン1.6%の比率で原料を溶融し製造されるアメリカ発のメッキ鋼板です。
軽量性と高い耐久性から、金属製の外壁材として非常に人気があり、屋根材としても広く用いられています。

*ガルバリウム鋼板の持つ3つのメリット

1:軽量で耐久性に優れている

ガルバリウム鋼板は、一般的な素材と比較して軽く、建築物への負担を軽減できます。
また、耐久性が高く、長期間にわたって建物を保護できることも大きなメリットです。

2:コストパフォーマンスに優れている

ガルバリウム鋼板は、他の外壁材と比較してもコストパフォーマンスに優れています。
コストパフォーマンスを重視して、外壁材を選びたい方にはぴったりだといえます。

3:メンテナンスの容易さ

外壁に使用するガルバリウム鋼板は耐用年数が長く、20年から25年ほど好感の必要なく使用できます。

ただし、ガルバリウム鋼板の外壁は基本的に10〜15年ごとの塗装メンテナンスが必要です。
頻度自体は他の材料と比較して少なく、メンテナンスコストの削減にも貢献します。

□ガルバリウム鋼板の耐用年数を左右する環境要因

ガルバリウム鋼板の耐用年数は通常20〜25年程度ですが、いくつかの環境要因によってこれが左右される場合がありますので、注意が必要です。
主な要因となる環境は、大きく分けて3つあります。

1:海岸近くの塩害

海岸近くでは塩害による錆びが発生しやすく、錆が生じることで耐用年数よりも短い年数で交換が必要になる可能性があります。

2:落葉樹の電食作用

落葉樹からの落ち葉がガルバリウム鋼板に触れることで電食作用を引き起こし、腐食の進行を早めるケースもあります。

3:低勾配による水たまり

屋根の勾配が低い場合、水たまりができやすく、溜まった水が鋼板の腐食を加速させることがあります。

□まとめ

今回は、ガルバリウム鋼板の基本特性や外壁材としてのメリット、そして耐用年数に影響を与える環境要因について解説しました。
ガルバリウム鋼板は、軽量性やコストパフォーマンスの高さから、建築やリフォームにおいて有効な選択肢です。
ただし、特定の環境下ではその耐用年数に影響を受ける可能性もあるため、これらの要素も考慮して選ぶようにしましょう。

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