建築業界でよく耳にするパテ処理とはどんなもの?塗装の際の注意点も紹介!

下地処理などで使われるパテですが、具体的な種類や注意点について知りたい方も多いのではないでしょうか。
本記事では、建築業界で耳にするパテとは何か、外壁塗装におけるパテ処理の際の注意点についてご紹介します。
 

□建築業界で耳にするパテとは?

 
パテとは、建築や工芸で広く使用される充填材料で、凹んだ部分や隙間を埋め、表面を平らにするのに役立ちます。
外壁塗装工事でも、主に下地処理の段階で、ひび割れや穴を埋め、壁を平滑に整えるのに使用されます。
 
パテの使い方は、パテの種類や使用場面によって異なります。
一般的に、パテは粉末状のものを水と混ぜて使用する方法と、最初から調合されたものをそのまま利用する方法があります。
さらに、硬さを調整するために水の配分を微調整できるパテも存在します。
 
 
外壁塗装におけるパテの種類は以下の通りです。
 
1.石膏系パテ
下塗り用に広く使用され、水と混ぜると硬化が始まる特徴があります。
 
2.炭酸カルシウム系パテ
仕上げ用のパテとして一般的で、乾燥すると硬化する性質があります。
樹脂が含まれており、ペーパーで簡単に削れます。
 
3.エポキシ系パテ
仕上げ用途で使われ、非常に硬化する特性があります。
使用時に別の液体を混ぜて硬化させる必要があります。
 

□外壁塗装におけるパテ処理の際の注意点について

 
1.適切なパテの選択
パテは外壁の種類によって適した種類が異なります。
誤ったパテを選択すると、仕上がりに不均一さや施工の問題が生じる可能性があります。
 
2.DIYでのパテ処理は避ける
外壁にひび割れや穴がある場合、一部の人々はホームセンターで外壁用のパテを購入し、DIYで修理しようとすることがあります。
しかし、外壁の大規模な問題や塗膜の剥がれなどの深刻な状態では、素人がDIYで修理することはおすすめできません。
 
3.表面の前処理
パテ処理前に、外壁の表面を十分に清掃しましょう。
埃、汚れ、カビ、古い塗料のはく離物などを取り除きます。
清掃は外壁の表面が均一で、パテがしっかりと密着するために不可欠です。
 
4.塗装の選定
パテ処理後、外壁に適した塗料を選びましょう。
耐候性や外観、保護能力を考慮して、適切な塗料を選定します。
 

□まとめ

 
パテとは、建築や工芸で広く使用される充填材料です。
外壁塗装におけるパテ処理の際は、適切なパテを選択し、DIYでのパテ処理は避けることが大切です。
本記事がパテについて理解を深める参考になれば幸いです。

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