家の外観は、毎日のように目に入るため、自分好みの外観を維持したいものです。
外壁の雨垂れが目立つと、建物が古い印象になってしまいます。
本記事では、外壁の雨垂れを落とす方法と外壁の雨垂れを再発を防止する方法をご紹介します。
□外壁の雨垂れを落とす方法とは?「洗剤」「クリーナー」「高圧洗浄」の3つがある!
1.中性洗剤を使用して除去する
外壁の雨染みが水洗いだけでは落ちにくい場合、台所用や浴室用の中性洗剤を使用しましょう。
具体的には、まずホースなどを使って外壁表面のほこりを洗い流します。
次に、お湯で薄めた中性洗剤を含ませたスポンジで外壁を優しく洗います。
その後、ホースで洗浄剤を流し洗いします。
最後に水分を雑巾やタオルで拭き取ります。
洗浄時に強くこすりすぎると外壁を傷つけ、汚れが付きやすくなるので、優しく洗浄しましょう。
2.外壁用クリーナーを使用して除去する
中性洗剤でも雨染みが取れない場合、外壁用クリーナーを試しましょう。
市販の外壁用クリーナーは、外壁材に合わせて選択する必要があります。
使用する前にクリーナーのラベルに記載されている指示に従い、正しい方法で清掃しましょう。
3.高圧洗浄機を使用して除去する
レンガやタイルの外壁の場合、高圧洗浄機を使用して雨染みを取り除く方法も効果的です。
高圧洗浄機の強力な水流は頑固な汚れに対抗できます。
ただし、サイディング、モルタル、ALCなどの塗装が必要な外壁材の場合、高圧洗浄後に塗装が必要です。
高圧洗浄は外壁表面を傷つける可能性があるため、必要な場合は塗装しないとさらなる汚れの付着が起こります。
したがって、塗装が必要な外壁の場合は、高圧洗浄だけで放置しないようにしましょう。
□外壁の雨垂れを再発を防止する方法とは?
1.水切りを設置する
窓下の雨染みが気になる場合、窓の角に雨染みを防ぐためのアイテムを設置できます。
窓サッシは雨水の通り道となり、ほこりを含んだ雨水が窓サッシから外壁に流れて汚れを引き起こすことがあります。
したがって、窓サッシの下に水切りを取り付けることで雨染みを予防できます。
2.汚れにくい塗料で塗装する
雨染みを予防するためには、外壁に汚れにくい塗料を使用しましょう。
さらに、「セルフクリーニング機能」や「光触媒」などの特性を持つ塗料を選べば、自然の力で汚れを自己清浄する助けになります。
3.外壁の色を汚れが目立たない色にする
白や黒、原色系の色は汚れが目立ちやすい一方で、グレー、ベージュ、中性色などの柔らかい色は汚れが目立ちにくい傾向があります。
特に雨染みの汚れは黒に近い色に目立ちますので、目立たないグレー色がおすすめです。
□まとめ
外壁の雨垂れを落とす方法は、中性洗剤、外壁用クリーナー、高圧洗浄機の3つの方法があります。
また、外壁の雨垂れを再発を防止する方法は、水切りを設置する、汚れにくい塗料で塗装する、外壁の色を汚れが目立たない色にするなどの方法があります。
本記事が、外壁の雨垂れについて参考になれば幸いです。