「外から家を見ると基礎塗装の剥がれが目立っている」
このように、基礎塗装の剥がれにふと気がつく方もいらっしゃるでしょう。
基礎は建物の最下部に位置している部分ですが、家の印象に大きく影響します。
また、基礎塗装の剥がれは基礎コンクリートが劣化しているサインでもあるため、放置しておくことはおすすめできません。
そこで本記事では、基礎塗装の剥がれの原因と放置するリスクについて紹介します。

□基礎塗装が剥がれてしまう原因とは？

1.基礎塗料の寿命が過ぎている

塗料には、耐用年数があります。
これは外壁塗装用や屋根塗装用の塗料だけではなく、基礎塗装用の塗料にも同じことが言えます。
基礎塗料の耐用年数は10~15年が一般的で、耐用年数が過ぎている場合は、劣化が進み基礎塗装の剥がれにつながるのです。

2.自分で塗装した

基礎は湿気の影響で塗装が剥がれやすい部分であるため、基礎塗装は専門的な技術や知識が必要です。
そのため、費用を抑えようと自分で塗装してしまうと、剥がれやすくなってしまいます。
自分で基礎塗装をすると、結果的に塗装回数が増えて、費用も手間も増えてしまうのでおすすめできません。

3.ひび割れの上から塗装した

ひび割れが起きているにもかかわらず、対処せず、ひび割れを隠すように塗装するとすぐに基礎塗装が剥がれる原因になります。
基礎にひび割れがある場合は、補修してから塗装しましょう。

□基礎塗装の劣化を放置してはいけない！

基礎塗装が剥がれると防水性が失われ、そこから雨が浸入し中の鉄筋を錆びさせてしまいます。
鉄筋が錆びると基礎そのものにひび割れが生じてしまうため、美観を損なうだけではなく家自体の耐久性にも悪影響を及ぼしかねません。
また、基礎部分に浸入した水分によって床下に湿気が溜まることで、カビも発生してしまいます。
カビは健康被害の原因になる可能性があるので、このような事態はできる限り避けたいものです。

このように、基礎塗装の剥がれは家にさまざまな悪影響を及ぼし、放置しておくとさらなる悪影響を及ぼしかねません。
そのため、基礎塗装に剥がれが見つかった場合は、放置せずに当社のような塗装会社に塗装を依頼しましょう。

□まとめ

塗料の耐用年数が過ぎていたり、専門的な知識や技術を持っていない方が塗装したり、ひび割れの上から塗装したりすることで、基礎塗装の剥がれは発生しやすくなります。
また、剥がれを放置すると、建物だけでなく人にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、今一度基礎塗装に剥がれがないかを確認し、剥がれが見られた場合にはすぐに塗装の専門である当社にご相談ください。