外壁塗装中は窓が開けられない?その理由と期間を知っておこう!

外壁塗装中、窓が開けられないということを聞くと、外壁塗装をしたくなくなるという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、外壁塗装は家の美観や耐久性を保つためには必要な作業です。
外壁塗装はそのような役割を持つのにもかかわらず、窓を開けられないという理由で、外壁を塗装しないままでも良いのでしょうか。
多くの方が「NO」と答えるでしょう。

しかし、窓を開けられないことに疑問を抱くのは仕方がありません。
そこで本記事では、外壁塗装中に窓が開けられない理由や期間をご紹介します。

□外壁塗装の工事中に窓を開けられない理由とは?

外壁塗装の工事中に窓を開けられない理由は2つあります。

1.窓や換気口などの開口部には養生(ようじょう)が施されているから

外壁塗装では、塗装しない予定の部分にも塗料が飛び散ってしまうことがあります。
そのため、塗料が飛び散ったり塗り間違えを防いだりする目的で、塗料が付着してはいけない部分に養生を施します。
養生とは、ガムテープやマスキングテープ、養生シートなどで塗料がついてはいけない部分を覆い隠すことです。
養生が施されている窓は開けられなくなります。

外壁を塗装する塗料では窓やサッシを塗装しません。
窓ガラスやサッシに塗料が付着してしまうと、見栄えが悪くなるのはもちろんですが、サッシの溝の部分に塗料が入り込んでしまうとその塗料を取り除くことも困難になってしまうのです。
そのため、外壁塗装の際に、窓には養生を施すのです。

2.塗料の臭いや有害な成分が室内に入るのを防ぐため

外壁塗料においてよく利用される塗料は、シンナーという有機化合物を含んだ「溶剤系塗料」と呼ばれるものです。
溶剤系塗料に含まれるシンナーは、長時間吸っていると中毒被害を起こしてしまう恐れがあります。
そのため、窓を開けてシンナーの臭いが部屋に充満すると健康に被害を及ぼす危険性があるのです。
この危険を避けるために、窓を閉めて外壁は塗装しなければならないのです。

□窓が開けられない期間をご紹介!

外壁塗装において窓が開けられない期間は、高圧洗浄の工程と、養生してから完成するまでです。

高圧洗浄をする日に窓を開けてしまうと室内に水が入ってくることになってしまいます。
そのため、高圧洗浄が行われる1日も窓を開けられません。

そして、養生してから完成までは、もちろん窓は開けられません。
この期間は、家の広さや職人の人数によっても異なりますが、10日前後程度です。
この間に、養生、下地調整、外壁塗装、乾燥、手直しなどの工程があります。

□まとめ

外壁塗装中に窓が開けられない理由は、養生が施されるためと有害成分の室内侵入を防ぐためです。
高圧洗浄と養生から完成までの10日間程度、窓を開けられない我慢は必要ですが、安全のために窓を閉めましょう。
外壁塗装には、家の美観や価値を向上させるといった役割があるので、窓を開けられない期間を我慢する価値があると言えるでしょう。

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