屋外にあるウッドデッキは雨が降ると濡れてしまいます。
ウッドデッキは木材でできているため、塗装をせずに長時間湿っていると木材が腐食してしまいます。
そのため、防水機能のある塗料を使用して塗装する必要があります。
そこで今回は、ウッドデッキに使用する塗料について紹介します。
また、塗料の選び方も紹介するので、屋外の木材に塗装したい人はぜひ参考にしてください。
□屋外木材用塗料の種類について
屋外の木材用の塗料は1種類だけではありません。
いくつかに分類されています。
1:油性塗料と水性塗料
塗料は、油性塗料と水性塗料に分類されています。
それぞれメリット、デメリットがあり好みは人それぞれです
油性塗料は、塗料を薄める希釈剤に主にシンナーを使用しているものを指します。
メリットとして耐久年数が高いことが挙げられます。
しかし、化学成分独特の刺激臭があり、常に臭い続けていると健康面で危険なので注意しましょう。
一方で水性塗料は、シンナーの代わりに水で塗料を薄めます。
そのため、刺激臭が少なく健康面に優しい塗料であると言えます。
また、化学成分が少ないため、環境にも優しいのです。
しかし、油性よりも耐久性は低くなってしまいます。
2:浸透タイプと造膜タイプ
浸透タイプの塗料は、木材に浸透して効果を発揮するタイプの塗料です。
木材の内部に浸透するので、塗装の不具合である剥がれや割れが起きません。
また、膜を造らないので、木目を活かしたデザインにできます。
一方で、造膜タイプの塗料は、木材の上に膜を造り、水を浸入させなくすることで木材を守ります。
膜をつくるため木目を活かしたデザインにはできませんが、浸透タイプの塗料よりも長持ちするというメリットがあります。
ただし、木部に造膜タイプの塗装をすると塗料が剝がれやすかったり何回も塗り重ねると膨れの原因になったりすることがあるというデメリットもあります。
□防水塗料の選び方について
防水塗料を選ぶ際には、2つのことを意識して選びましょう。
1:塗料のタイプ
油性と水性、浸透タイプと造膜タイプの2つの観点から塗料を選びましょう。
それぞれメリットデメリットがあるので、自分の好みの塗料を探してみましょう。
2:色
ウッドデッキがある場所に似合うような色を選びましょう。
派手すぎる色や周りと違いすぎる色はウッドデッキが浮いてしまう原因になります。
□まとめ
ウッドデッキのような屋外にある木材でできたものには、必ずと言って良いほど防水機能を付けるために塗装が必要です。
塗装をする際は、しっかりと塗料を選んでおしゃれで丈夫なウッドデッキにしましょう。
ウッドデッキの塗装にお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。