金属サイディングの外壁に塗装する必要は本当にあるのかと疑問を持つ方も少なくはありません。
家を守るためには、金属サイディングの外壁であっても塗装は必要です。
しかし、塗装が必要であっても塗装時期が分からない人もいるでしょう。
そこで今回は、金属サイディングの塗装時期の見極め方について紹介します。
また、塗装以外の金属サイディングのメンテナンス方法も紹介するので、家を守りたい人はぜひ参考にしてください。
□金属サイディングの塗装時期の見極め方とは?
金属サイディングの塗装時期はある程度見極められます。
1:築年数や耐久年数を参考にする
金属サイディングの外壁塗装時期は、築年数や金属サイディングの耐用年数を参考にすることで見極められます。
新築の場合、築8から12年が目安です。
新築でない場合は、金属サイディングの耐久年数である約10年が外壁塗装の適切な時期と言われています。
そのため、どのような場合でも前回の塗装から約10年経っている場合は、外壁塗装を検討した方が良いでしょう。
しかし、10年という数字は目安でしかありません。
そのため、10年も経たないうちに塗装が必要になる場合もありますし、10年経っていてもまだ塗装が必要ない状態の可能性もあります。
この細かい塗装時期を見極めるには次の見極め方を参考にしてください。
2:外壁の劣化症状を参考にする
金属サイディングの外壁は、劣化してくると表面に劣化の症状が現れてきます。
サビや塗膜の剥がれなどの症状が外壁の表面にある場合は、塗装した方が良い時期と言えます。
また、見た目ではわかりにくいですが、外壁を指でなぞった際に粉がつくチョーキング現象が起きている場合も塗装をおすすめします。
□金属サイディングの塗装以外のメンテナンス方法とは?
金属サイディングは、塗装によってよりきれいで丈夫になりますが、塗装以外のメンテナンスを行うことで長い間金属サイディングがきれいな状態を保てます。
1:水洗い
金属サイディングのメンテナンス方法として、定期的な水洗いをおすすめします。
少なくとも1年に1回は水洗いによって外壁についた汚れを落としましょう。
沿岸部のような塩害に遭いやすい場所の場合は、1から3ヶ月程度の水洗いをおすすめします。
ただし、高圧洗浄機のような機械を使用すると外壁を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。
2:軽い補修
金属サイディングに小さな傷が入ってしまった場合は、軽く補修しましょう。
傷を放置しておくと、その部分からサビが発生しやすくなってしまいます。
□まとめ
金属サイディングは耐久性、デザイン性が非常に高いため人気な外壁ですが、塗装をせずにそのまま使用してはいけません。
しっかりと塗装時期を見極めて、塗装をしてよりきれいで丈夫な家を手に入れましょう。