外壁塗装における下塗りの役割とは?重要な下塗りの種類について紹介!

外壁塗装の際は、下塗り、中塗り、上塗りの3回に分けて塗装するのが基本です。
この中で下塗りは特に、役割が分からない人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、下塗りの役割について紹介します。
下塗り塗料の種類についても紹介するので、外壁塗装したい人はぜひ参考にしてみてください。
 

□下塗りの役割とは?

 
下塗りは非常に多くの役割を担っています。
そのため、外壁塗装には欠かせない作業と言えます。
 

1:上塗り塗料を接着する

 
下塗りは下地と中塗り、上塗りに使用する塗料を接着する接着剤のような役割を持っています。
下塗りがなければ、上塗り塗料が密着せず、塗膜がすぐに剥がれて塗装の効果が大幅に落ちてしまうのです。
 

2:塗料の吸い込みの防止

 
下塗り作業は外壁が塗料を吸い込むことも防いでくれます。
外壁に使用される建築材は塗料を吸収してしまう素材が多いため、下塗りがなければ無駄に塗料を消費してしまいます。
また、時間の短縮にもつながるので下塗りは重要です。
 

3:下地隠し

 
下塗りには下地を隠す役割もあります。
下地が、上塗りで出したい色と全く違う色をしている場合、上塗りをした際に希望の色が上手く出せません。
しかし、下塗りを上塗りと同じ色にすることで、きれいで思い通りの色になりやすくなります。
 

4:さび止め

 
下塗りは、さび止めという非常に重要な役割も担います。
近年では金属系サイディングのように、外壁に金属を使用する家が増えてきました。
外壁が金属の場合、さびは最大の課題です。
そこで、下塗りをしっかりすることで、さびを防ぎ金属の弱点を補うことができます。
 

□下塗り塗料の種類とは?

 
下塗りに使用する塗料は複数あります。
基本的に「シーラー」「プライマー」「フィラー」が主な下塗り塗料です。
どの下塗り塗料も上記のような、塗料の接着、塗料の吸い込みの防止、下地隠し、さび止めの機能を持っています。
 
しかしこの中でプライマーは、外壁材が鉄やステンレスなどの金属系のサイディングボードに使用するという特徴を持ちます。
また、フィラーにはひび割れやでこぼこを埋めるパテ機能がついています。
そのため、外壁の素材や状態によって下塗り塗料は変更しましょう。
 

□まとめ

 
外壁塗装において、下塗りは見えずとも非常に重要な役割を果たす「縁の下の力持ち」のような存在です。
下塗りがなければ良い外壁塗装はできないので、しっかり下塗りしましょう。
外壁塗装に興味のある方は、ぜひ当社にご相談ください。

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