どれが劣化のサイン?外壁材の種類ごとのメンテナンスの目安

家の外観がきれいだと、家の印象が良くなるだけではなく住んでいる人の印象も良くなります。
また、外観をきれいに保つことは清潔で余裕のある暮らしを送るのには重要です。
庭や屋根などが外観の印象を大きく左右しますが、外壁は外観の印象を決める仕上げの部分でもあります。
そこで今回は、外壁材の劣化のサインや、種類ごとのメンテナンス方法について解説します。
 

□外壁材の劣化のサインをご紹介!

 
どのような外壁材を使用しているかによって、メンテナンス方法は異なります。
主な外壁材の種類ごとに、劣化のサインとメンテナンス方法をご紹介します。
 

* サイディングのメンテナンス目安

 
 
サイディングはプラスチック製やアルミニウム製など、さまざまな素材で作られています。
劣化のサインとしては、サイディングがひび割れていたり、色あせていたりすることが挙げられます。
メンテナンス方法としては、定期的に洗浄を行い、塗装や修復をすることが一般的です。
 

*ALC外壁のメンテナンス目安

 
コンクリートの外壁は、丈夫で耐久性が高く、メンテナンスが比較的簡単な素材です。
しかし、長期間の使用や自然災害などによって、劣化が生じることがあります。
劣化や色あせが目立ってきた時がメンテナンスの目安ですので、そのタイミングで塗装を行い汚れや水分から保護する必要があります。
塗装前には、表面のクリーニングや、傷やひび割れの修復を行い、表面を平滑に整えましょう。
 

□外壁材の種類ごとの特徴をご紹介!

 
現在日本で多く使われているのは「窯業系サイディング」「金属サイディング」「ALC外壁」の3つです。
では、それぞれの特徴とメリットについて紹介します。
 

1:窯業系サイディング

 
そもそも窯業系サイディングとは、80パーセントがセメント、残りの20パーセントは繊維質や増量剤で構成される板状の外壁材です。
現在、日本の住宅の半分以上でこの窯業系サイディングを使用した外壁が使われています。
 
メリットとしては、バリエーションの豊富さが1番に挙げられます。
日本の住宅の半分以上が窯業系サイディングであるのに同じ外壁に見えないのは、バリエーションが豊富であるからです。
また、工期が短いことや防火性が優れていることも窯業系サイディングのメリットでもあります。
 

2:金属サイディング

 
金属サイディングとは、表面をスチール板のような金属で施し、裏に断熱材を入れた板状の外壁材です。
 
金属サイディングは、断熱、耐震、耐凍害性能が優れているため、家の中では非常に快適な生活を送れます。
 

3:ALC外壁

 
ALCとは、英語で軽量気泡コンクリートの意味の頭文字をとったものです。
名前の通り軽いため、水にも浮くことが特徴です。
耐久性、耐火性、耐震性、断熱性に優れており、耐火性の点では、国土交通大臣認定の耐火構造部材とされています。
 

□まとめ

 
外壁には今回紹介した種類だけではなく、もっと多くの種類の外壁が存在します。
それらの外壁には、それぞれの特徴やメリットがあり、それゆえメンテナンス方法にも違いがあります。
外壁に悩んでいる方は、ぜひ当社にご相談ください。
 

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