雨漏りを放置するとどうなるか、そのリスクとともに対策も紹介します!

雨が多い日本で、雨漏りに悩まされる人もいるでしょう。
少しの雨漏りならまだ大丈夫だと思い込み、放っておくのは危険です。
今回は雨漏りの被害の危険性と応急処置としてできる対策を紹介します。

□雨漏りを放置するとどうなるのか?!

雨漏りを放置するとどうなるか、その危険性を最初に説明します。

まず最初に上げられるのは、家の劣化です。
雨漏りで木造部分が腐敗し、劣化の進みが早くなります。
家が傷むと資産価値も下がります。

次に、害虫の発生です。
雨漏りを放置すると、さまざまな害虫に狙われます。
特にシロアリは、腐った木材や湿った空気が大好きです。
シロアリが大量発生すると、家の柱や断熱材などが劣化してしまいます。

そして、雨漏りは漏電にも繋がります。
電気配線や電気器具には絶縁という電気が漏れない対策されていますが、雨水が絶縁体の隙間に入り込み、漏電を起こすことがあります。
漏電は、家電の故障や停電の原因になるだけでなく、電気が漏れることで必要以上に電力を消費してしまい、電気代が高くなることがあります。

これらを放置すると、二次災害として健康被害や感電、火災に繋がることも十分にありえます。
雨漏りを発見した際にはすぐに対処しましょう。

□雨漏りでできる対策を紹介!

危険性を伝えたところで、雨漏りの対策を紹介します。

まずは、雨の侵入場所が特定できない場合です。
この際は、ブルーシートを使って応急処置をしましょう。
具体的には、大きめのブルーシートを屋根の広範囲に被せてください。
風でシートが飛ばないよう、土嚢袋を置いて固定しましょう。
高所作業なので、作業は必ず2人で行いましょう。

雨の侵入場所が特定できる場合は、防水テープを貼って、雨の侵入を一時的に防ぎましょう。
この方法はレート屋根やトタン屋根などに有効ですが、瓦屋根には向きません。
貼る場所が濡れているとテープの粘着力が低下するため、雨が上がって屋根が乾いた状態で行いましょう。

雨漏りの対処をする際に気をつけるべきことがあります。
それは、雨の侵入場所が特定できていない場合はシーリング材を使わないようにすることです。
誤った場所にシーリングで埋めてしまうと、雨の通り道が変わり、また別の場所から雨漏りすることがあります。

また、自分でくぎ打ちをすることも避けましょう。
不必要な穴が開いて、そこから雨が侵入することがあるからです。

□まとめ

雨漏りは見つけた段階で対処しましょう。
大事になる前に応急処置を取り、その上でプロに連絡するのが賢明です。
まずは、これらの対策を取り、プロに来てもらって原因を突き止めてもらいましょう。

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