光触媒塗料のメリットとデメリットを分かりやすく紹介します!

外壁塗装にどの塗料を使えば良いか分からない人もいるでしょう。
たくさんある中で今回お勧めしたいのが光触媒塗料です。
今回はその光触媒塗料のメリットとデメリットについて詳しくお話しします。

□光触媒塗料のメリットを紹介!

光触媒塗料のメリットは大きく3つあります。

1つ目は、セルフクリーニング機能があることです。

光触媒塗料には原料に酸化チタンが入っています。
酸化チタンは紫外線に反応して光触媒作用を起こします。
その化学反応が塗膜についた汚れを分解します。
そこに雨水が汚れの下に入り込んで、油脂のような汚れも落とします。

このシステムをセルフクリーニング機能と言います。
セルフクリーニング機能のおかげで外壁が汚れにくくなり、メンテナンス費用を50~70パーセントも削減することができる言われています。

2つ目は、浄化作用をもつことです。
光触媒塗料は、塗膜表面に付着したかびや藻、細菌なども分解します。
そうすることで、カビや藻の発生を抑制することができます。
最近ではその特徴を活かし、コロナウイルスに有効な塗料として人気がでました。

また、自動車の排気ガスなどの有害物質を分解する空気清浄効果もあります。
例えば、住宅の外壁に光触媒塗装を施すと、ポプラの木12本分以上の空気清浄機能があるとメーカーから公式に発表されています。

3つ目は、耐用年数が長いことです。
光触媒塗料は、セルフクリーニング機能のおかげで劣化を遅らせられます。
一般的には耐用年数は15~20年だと言われています。

□光触媒のデメリットを紹介!

次にデメリットを簡単に紹介します。

まずは、施工が難しく高度な技術が必要なことです。
光触媒塗料は粘度性が低く、水のような塗料です。
塗った時に垂れやすく、そのままにしておくと綺麗に仕上がりません。

また、乾くのが他の塗料に比べると遅いです。
施工する日の天気や気温などに細心の注意を払う必要があります。

次に、過度な無機質系の汚れは落ちないことです。
セルフクリーニング機能があるからと言って、どのような汚れも落ちるわけではありません。
例えば、さびや黄砂、エフロレッセンスなどの無機質系の汚れは酸化チタンで分解することが不可能なため、セルフクリーニング機能では落とせません。

□まとめ

光触媒には様々なメリットとデメリットがあります。
その両方を知ったうえで、自分の外壁にはどの塗料が合うのか選びましょう。
他にも分からないことがあればプロである当社へご連絡下さい。

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