外壁塗装の施工過程にケレン処理というものがあります。
目立たない工程なので知らない人がほとんどでしょう。
しかし、その後の仕上がりを左右するほど大切な作業工程の1つです。
今回はあまり知られていないケレンについて、その重要性に触れていきます。

□ケレンとは何か分かりやすく説明します！

最初にケレンとは何か簡単に説明します。
ケレンとは、キレイな塗装面をつくる準備作業の1つです。
難しい専門用語に聞こえますが、英語のクリーンが訛ってケレンになったのが語源です。
ケレンとは主に鉄部に行う素地調整のことを指します。

素地調整と言っても、さび落としの意味として使われることが多いです。
塗装現場では、下地処理とも言われていますが、基本的な作業内容は変わりません。

塗装の前準備として、土台をきれいに整えるのがケレンの役割です。
ケレンを十分に行うことで、外壁の景観が綺麗になります。
また、その塗料の機能を100%発揮できます。

□ケレン処理の重要性を説明！

注意点として、ケレン作業とケレン処理と異なる言い方をすることがありますが、意味は同じです。
そのケレン作業がどれくらい大切なのか説明します。

それは、塗装の工程の中で欠かせない工程として、トップを争うほど必要不可欠です。
なぜなら、ケレン作業無しで塗装すると様々なトラブルが発生するからです。
ケレン作業を怠ると、キレイに仕上げる事がとても難しくなります。

ケレンが不十分だからと言って、カバーするために、錆び止め塗料を塗布しても耐久性はあまり上がりません。
それどころか、仕上がりが悪くなるだけでなく、塗装してすぐに錆びが発生したり、 塗料が剥げてきたりと不具合が発生します。
そのようなトラブルを防ぐためにも、ケレン作業は必要不可欠なのです。

ケレン作業は塗装のベースを担います。
ベースがしっかりしていないとどれだけ良い塗料を使っても、耐久性が低くなり、その効果を発揮できません。
発色が悪くなることもあります。
後の仕上がりやケアのことも考えて、ケレン作業を十分に行いましょう。

□まとめ

今回の内容で、ケレン作業の大切さがよく分かったかと思います。
見えないことでも土台がしっかりしていることが塗装でも重要です。
他にもどのような工程があるのか、是非一度調べてみて下さい。

他にも気なることがあれば、お気軽に塗装のプロである当社へご連絡下さい。
施工内容や費用のことまで、幅広くご相談にのります。