外壁の寿命をなるべく長くしたいですよね。
そこで重要なのがメンテナンスや対策です。
今回は、外壁の劣化現象に多いひび割れやその対策についてお話しします。

□外壁のひび割れの主な原因を5つ紹介！

外壁の寿命を延ばすためにも、ひび割れの原因を知ることはとても大切です。
ひび割れの原因として考えられることを5つ挙げます。

1つ目は、外壁塗装の経年劣化です。
外壁塗装は時間の経過とともに劣化します。
劣化が進むと、劣化症状としてひび割れが起きます。
外壁塗装をしてから数年後のひび割れは、経年劣化の可能性が高いです。

2つ目は、外壁塗装の施工不良です。
外壁塗装時に施工不良があった場合にも、ひび割れが起きます。
外壁塗装をして数ヶ月～1年以内にひび割れが起きた場合は、施工不良が原因かもしれません。
塗装をしてから数年経って生じたひび割れは施工不良ではない可能性が高いです。

3つ目は、車や電車の振動です。
車や電車などが通過する時には振動が生じます。
この振動が地面に伝わり、住まいにも影響を与えます。
その結果、外壁塗装にひび割れが起きてしまうのです。

4つ目は、地震です。
地震による揺れが原因で、外壁塗装にひびが入ることもあります。
地震の場合は、表層の外壁塗装だけではなく、外壁材にも影響している可能性が高いです。

5つ目は、住宅の構造問題です
住まいの構造の問題や地盤の問題が原因で、外壁塗装にひび割れが生じることがあります。

□ひび割れ対策を3つ紹介！

次にひび割れを防止できる、対策を3つ簡単に紹介します。

1つ目は、弾性塗料を使うことです。
弾性塗料は、ゴムのような伸縮性と柔軟性がある塗料のことです。
この弾性塗料を外壁に使うと、クラックの発生を抑制できます。
特にモルタル外壁との相性は抜群です。

2つ目は、ひび割れ誘発目地を用いることです。
紙にミシン目を入れるとミシン目の位置で紙が破れます。
ひび割れ誘発目地はこのミシン目と同じように、ひび割れが発生する場所のコントロールができるのです。

3つ目は、目視でも良いので定期的に状態を確認することです。
外壁にクラックが増えていないか、幅は広がっていないかなどを目視でもいいので注意しましょう。
ひび割れが大きくなっていた場合は早めの対策が必要です。

□まとめ

外壁にひび割れはつきものですが、対策方法もしっかりとあります。
これを知り、外壁のケアをしっかりと行いましょう。
そうすることで外壁の寿命を延ばせます。