外壁に防水処理は必要?その方法も説明します!

外壁の防水機能にまで気を配る方は少ないでしょう。
今回はその防水機能の役割や大切さについてお話しします。

□外壁に防水機能は必要なのか?

最初に、防水機能の役割を簡単に4つ紹介します。

1つ目は、浸水を防ぐことです。
防水機能はメインの効果として水の浸入を防ぎます。
外壁から水の浸入を防げることは住宅内の浸水リスクを軽減します。

外壁材のコーティングをすることで、建物の1番外側に膜を形成し守ります。
その膜が住宅内への雨水の浸入を防ぐので、建材の劣化を遅らせます。

2つ目は、住宅の傷を防ぐことです。
夏は高温多湿の環境です。
そのため、外壁は湿気や雨風、紫外線などからダメージを沢山受けます。
外壁にコーティングをすることでそれらのダメージから守ることができ、住宅の傷みを防ぎます。

3つ目は、住宅の寿命を延ばすことです。
防水機能で雨水の影響を軽減させることで、住宅の寿命は延びます。
住宅に雨水が浸入することで起こる被害は雨漏りだけではありません。

雨の度に雨水が住宅内部へ浸入すれば、木造の柱や建材が腐敗しはじめ、湿気のある木材をシロアリが好んで食べることがあります。
外壁から雨水の浸入を防ぐことは住宅の寿命を大きく延ばすのです。

4つ目は、外観を美しく保ってくれることです。
外壁材が雨水や湿気を含むとカビが発生しやすくなります。
カビが生えると建物の外観が汚くなります。
外壁の防水機能には雨水による塗装の剥がれなどを防ぎ、住宅を美しく保つ役割もあります。

□外壁の防水の処理方法や注意点を説明!

外壁防水の主な工法は3つあります。

1つ目は、単層弾性塗装です。
一般的によく行われるのが単層弾性塗装です。
施工費用を抑えたい場合にお勧めです。

2つ目は、複層弾性塗装です。
防水性能がより高いのが、この複層弾性塗装です。
塗膜が厚いので、防水性と耐久性も上がります。
上塗りで使う塗料の色も自由に選べます。

3つ目は、微弾性塗料による塗装です。
微弾性フィラーを使った下塗りと上塗りの2回で仕上げます。
軽いヒビ割れは微弾性フィラーが埋めてくれるので、費用も抑えられます。

また、下塗りで防水対策をしているので、中塗り・上塗りの塗料は自由に選べます。
ただ、他の2つの工法と比較すると、弾力性が怠るのがデメリットです。
壁の防水性能の注意点として、防水塗料の性能を十分に発揮させるには、基準塗布量を厳守することがとても大切です。

□まとめ

外壁の防水機能には大きな役割があり、とても大切です。
是非どんなタイプが自分の住宅の壁に合うか検討してみて下さい。

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