外壁周りの部位名称についてご存じでしょうか?

外壁周りには、いろいろな部位がありますよね。
皆さまは、それらの部位名称をどのくらいご存じでしょうか。
見慣れていても、それらの名称を知らない方は大多数いらっしゃるでしょう。
この記事では、外壁周りの部位名称を解説します。

□外壁周りの部位名称を解説します!

まずは、外壁周りの部位名称を見ていきましょう。

矢切りは、外壁と屋根の間にある空間のことです。
雨が当たりにくい、三角形のところです。

笠木は、塀や手すりの上に被さっている板のことです。
雨漏りを防ぎ、これらの劣化を遅くするためのものです。

幕板は、1階と2階の外壁を仕切るための板のことです。
2色で外壁を塗り分けている家にあることが多く、幕板の色はその2色のコントラストを印象付け、デザイン性を高める役割があります。

水切りは、外壁と屋根の間や、外壁と基礎コンクリートの間にある板のことです。
境目から水が入らないように、防水のために設置されています。

入隅や出隅は、外壁材が交わっている角の部分のことです。
前者は角が凹んでおり、後者は角が凸になっています。

目地は、外壁材同士や窓サッシ同士の継ぎ目のことです。
その継ぎ目には、シーリングが詰められています。

雨戸は、窓サッシの外側にある戸のことです。
強い風が吹いてものが飛んできても、窓ガラスが割れないようにするための戸です。

戸袋は、雨戸をしまう場所のことです。
普段は、雨戸が見えず、戸袋が見えています。

面格子は、窓の外側を守るための柵のことです。
これは防犯のため、窓ガラスを守るために設置されます。

□排水機能を持つ部位名称を解説します!

次に、外壁周りの中でも、排水機能を持つものに限定して、その部位名称を見ていきましょう。

雨樋は、家に降り注がれた雨を集める機能を持ちます。
ここに流れた雨は、適切なところへ排水します。

軒樋は、軒先に沿って設置された雨樋のことです。
屋根に降り注がれた雨を集めています。

竪樋は、縦方向に設置された雨樋のことです。
雨水は、軒樋から竪樋に流れていきます。

集水器は、竪樋に流れる前に、一度雨水を集める機能を持ちます。
軒樋と竪樋の間にあります。

這樋は、2階の竪樋から、1階の雨樋に雨水を流すところです。
屋根を這うようにして設置されています。

□まとめ

この記事では、外壁周りの部位名称を解説しました。
また、その中でも、排水機能を持つものの部位名称についても確認してきました。
聞きなれない用語ばかりだったのではないでしょうか。
これらの大部分は家にあるものなので、自宅を見てみると、その部位がよく分かるでしょう。

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