塗料は種類によって価格や性質が異なるため、選ぶのは難しいですよね。
外壁塗装の塗料の選び方はたくさん存在するため、自分に合った選び方を見つける必要があります。
この記事では、塗料に関する基礎とともに、外壁塗装の塗料の選び方を解説します。
ぜひ、この記事を読んで、自分にとって最高の塗料を見つけましょう。
□塗料に関する基礎を解説します!
まずは、塗料に関する基礎を解説します。
以下の3項目から、塗料を分類する方法をお伝えします。
*成分は何か
塗料は成分によって分類できます。
例えば、どの合成樹脂が含まれているかで、耐久性が異なります。
また、顔料の違いから、塗料の色が決まります。
そして、艶調整剤・防腐剤・湿潤剤などの添加剤があります。
*油性か水性か
塗料は油性か水性かによって分類できます。
シンナーで希釈する油性は、高価格で刺激臭がありますが、耐久性に優れています。
水で希釈する水性は、塗装しにくいものの、安価で保管しやすいです。
*1液型か2液型か
塗料は1液型か2液型かによって分類できます。
1液型は、そのまま塗装できますが、耐久性の低さがネックです。
2液型は、使える素材が多いものの、塗装直前に硬化剤をかくはんする手間がかかります。
□外壁塗装の塗料の選び方とは?
塗料に関する基礎を押さえたところで、次に、外壁塗装の塗料の選び方を解説します。
第一に、コスパから選ぶのはいかがでしょうか。
塗料の種類によって、価格や性質は異なります。
耐久性を求めつつ、コストをあまりかけたくない方は、シリコン塗料がおすすめです。
第二に、耐用年数から選ぶのはいかかでしょうか。
フッ素塗料や無機塗料は長い耐用年数を誇っています。
しかし、ひび割れには注意が必要です。
第三に、遮熱・断熱効果から選ぶのはいかかでしょうか。
この選び方は、遮熱と断熱の違いを理解することが大切です。
第四に、汚れにくさから選ぶのはいかかでしょうか。
外壁塗装の汚れにくさにおいて、親水性の高さは大きく影響します。
例えば、フッ素塗料・無機塗料・セラミック配合塗料がおすすめです。
第五に、色から選ぶのはいかかでしょうか。
塗料ごとに色の豊富さが異なるため、先に色を選ぶのも良いでしょう。
第六に、立地条件から選ぶのはいかがでしょうか。
例えば、海に近い場合、潮風によって外壁塗装は劣化が進みやすいですよね。
そのため、アクリルシリコン樹脂塗料・フッ素塗料・無機塗料などの、耐久性の高い塗料を選ぶと良いでしょう。
□まとめ
今回は、塗料に関する基礎を解説した後に、外壁塗装の塗料の選び方を解説しました。
外壁塗装に何を求めるかによって選び方は異なるため、じっくりと考えましょう。
また、塗料の色は、失敗がないようにカラーシミュレーションで選ぶことをおすすめします。