外壁のサビを放置するとどうなる?種類別の原因と適切な対処法を解説

築年数の経った家の外壁に、気になるサビが出てきたことはありませんか。
放置すると見た目の悪化だけでなく、建物の構造にも悪影響を及ぼす可能性がある外壁のサビ。
この記事では、外壁のサビの種類、原因、適切な対処法を解説することで、読者が安心して適切な対処法を選択できるようにします。

□外壁のサビ、放置すると危険!種類別の原因と適切な対処法を解説

外壁のサビは、放置すると見た目の悪化だけでなく、建物の構造にも悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、サビが進行すると外壁の強度が低下し、雨漏りや外壁の剥がれにつながることも。
さらに、サビによって外壁が腐食し、建物の寿命を縮めてしまうこともあります。
この記事では、外壁のサビの種類、原因、適切な対処法を解説することで、読者が安心して適切な対処法を選択できるようにします。

1: サビの種類と原因を理解する

外壁のサビには、大きく分けて4つの種類があります。
それぞれ発生する場所や原因、特徴が異なるため、適切な対処法を選択するためにも、それぞれのサビの特徴や原因を理解することが重要です。

2: 外壁のサビの種類

外壁に発生するサビには、赤サビ、白サビ、青サビ、黒サビの4種類があります。

1: 赤サビ

赤サビは、鉄が水や空気に触れて表面が酸化することで発生します。
一般的にサビというと赤サビを連想する人が多く、水に溶けやすくてもろいのが特徴です。
赤サビは非常に早く進行するため、鉄製品の大敵といえます。
外壁の鉄製部材、例えば雨どい、換気口、フェンスなどに多く見られます。

2: 白サビ

白サビは、アルミニウムや亜鉛などの表面に発生します。
アルミニウムは薄くて強い酸化被膜に覆われていますが、この被膜に水がかかった時などに表面が膨れて発生した腐食物のことを白サビといいます。
外壁のアルミ製部材、例えばサッシ、雨どい、軒天などに発生することがあります。

3: 青サビ

青サビは、一般的に「緑青(ろくしょう)」と呼ばれるサビで、10円玉や銅像などの銅の表面に塩分や水分などが触れることによって発生する青緑色のサビです。
銅が酸化されることで生成され、銅製品の腐食を防ぎ、抗菌作用があります。
外壁の銅製部材、例えば銅板屋根、銅製雨どいなどに発生することがあります。

4: 黒サビ

黒サビは、鉄が硫化水素と反応することで発生します。
硫化水素は、温泉や排水溝など、硫黄を含む場所に多く存在します。
黒サビは、赤サビよりも硬く、水にも溶けにくいのが特徴です。
外壁の鉄製部材、例えば雨どい、換気口、フェンスなどに発生することがあります。

3: 外壁のサビの原因

外壁のサビは、様々な原因によって発生します。
代表的な原因として、以下の4つが挙げられます。

1: 水分の侵入

外壁に水が浸入すると、鉄やアルミなどの金属部材が酸化し、サビが発生します。
雨水や結露などが原因で、外壁に水が浸入することがあります。

2: 金属の劣化

外壁に使用されている金属部材は、経年劣化によってサビが発生しやすくなります。
特に鉄製の部材は、他の金属に比べてサビやすいです。

3: 塗装の劣化

外壁の塗装は、金属部材を保護する役割を果たしています。
しかし、塗装が劣化すると、金属部材が水や空気などに触れてしまい、サビが発生しやすくなります。

4: もらいサビ

外壁に隣接する金属部材のサビが、外壁に付着することで発生するサビです。
例えば、雨どいのサビが外壁に付着し、外壁にもサビが発生することがあります。

□外壁のサビの種類と原因を理解しよう

外壁のサビは、放置すると見た目の悪化だけでなく、建物の構造にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、適切な対処法を選択するためにも、それぞれのサビの特徴や原因を理解することが重要です。

1: サビの進行と放置による影響

サビは、放置するとどんどん進行していきます。
サビが進行すると、外壁の強度が低下し、雨漏りや外壁の剥がれにつながることも。
さらに、サビによって外壁が腐食し、建物の寿命を縮めてしまうこともあります。

2: 早期発見と適切な対処

外壁のサビは、早期発見が重要です。
もし外壁にサビを発見したら、放置せずに、適切な対処法を選択することが大切です。

□まとめ

外壁のサビは、放置すると見た目の悪化だけでなく、建物の構造にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、外壁のサビの種類、原因、適切な対処法を理解し、早期発見と適切な対処を行うことが大切です。

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