外壁の色見本で失敗しない!プロが教える選び方のコツ4つとイメージ別事例

外壁塗装の色選びは、家の顔を決める重要な工程です。
色見本だけでイメージを掴むのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁塗装の色選びで失敗しないための4つのコツと、イメージ別のおしゃれな外壁事例50選を紹介します。
この記事を読めば、自信を持って理想の外壁色を選べるようになります。

□外壁塗装の色見本で失敗しないための4つのコツ

色見本を見てイメージ通りの外壁を実現するためには、面積効果や屋内外の色の見え方の違い、艶の違いなど、色見本を見る際の4つの注意点を知っておくことが重要です。

 

1: 見本の大きさによって色の見え方が変わる(面積効果)

小さな色見本で確認していた色と、実際に外壁塗装をしたあとの色では少し色の見え方が異なり、思っていたイメージとちがった。といった失敗がよく見受けられます。
これは、色の見え方には「面積効果」と呼ばれる、目の錯覚による現象があるからです。
小さな面積の色は暗く見え、大きな面積の色は明るく見えるのです。
色を決める際は、できるだけ大きな色見本(特にA4以上のサイズ)で確認するようにしましょう。

 

2: 屋内と屋外では色の見え方が変わる

屋内、特に蛍光灯の下で見る色見本と屋外で見る色見本は色の見え方がかなり異なります。
実際に塗装をするのは屋外です。
ぜひ色見本を屋外に持っていき、太陽光の元で確認してみましょう。
その時に雨天時と晴天時も比べられると、より色の見え方がイメージできおすすめです。

 

3: 艶有りと艶なしの両方を確認しておく

艶の見え方も色見本であらかじめ確認をしておきましょう。
艶の見え方は個人によって好みがあります。
通常の色見本と一緒に艶有りバージョンと艶なしバージョンの両方ご確認されることをおすすめします。

 

4: 色見本の有効期限を守っているのか確認をする

色見本には有効期限がございます。
これは実際の塗料を塗装しているため、経年劣化が発生するからです。

前回の塗装の時に置いていたカタログを見て色の参照をされるケースや、塗料自体仕様の改定が行われている場合など、色見本の有効期限を確認せずに使用してしまうと、イメージと異なる仕上がりになる可能性があります。
色見本を使用する際は、必ず有効期限を確認するようにしましょう。

□かっこいい&おしゃれな外壁のイメージ別事例

外壁のデザインは、家の印象を大きく左右します。
ツートンカラー、ナチュラルカラー、和風モダン、シンプルモダン、ヨーロピアン、クールスタイルなど、さまざまな外壁デザインとカラーの事例を紹介します。イメージを具体化し、理想の外壁色を見つけましょう。

 

1: ツートンカラー

ツートンカラーは、外壁を2色に塗り分けるデザインです。
トーンの近い2色を使うと穏やかな印象となり、対比色を使うとシャープなイメージになります。

1階をレンガ調、2階をベージュにしたツートンカラーは、プロヴァンス風の外壁を演出できます。
このように、1階を濃い色にすると落ち着いたイメージになります。

垂直方向に境目をいれて前後左右に色分けするツートンカラーもあります。
白とアースグリーンに塗り分けたメリハリのあるツートンカラーは、モダンな印象を与えます。

前後に色分けしたツートンカラーは、色違いの家がくっついたような形に見え、二世帯住宅に取り入れるのもよいでしょう。

ダークカラーを2色組み合わせた重厚な外壁は、高級感あふれる印象を与え、通りがかりに思わず見とれてしまうかもしれません。

ブラウンと白のツートンカラーですが、前後で屋根の傾く方角が異なるデザインは、動きのあるユニークなデザインです。

やや緑がかったグレーと青みがかった白のコントラストが美しいツートンカラーは、落ち着いたおしゃれな色使いで、ぜひ参考にしてみてください。

 

2: ナチュラルカラー

ナチュラルカラーは、自然の色を基調とした優しい色合いです。
木目調やレンガ調など、素材感を活かしたデザインが人気です。

ベージュや薄いグレーなどの中立色をベースに、アクセントカラーとして薄いグリーンや薄いブルーを取り入れると、より自然な雰囲気になります。

ナチュラルカラーの外壁は、周囲の環境に馴染みやすく、穏やかな印象を与えます。
和風住宅や洋風住宅など、どんなテイストの住宅にも合わせやすいのも魅力です。

 

3: 和風モダン

和風モダンは、伝統的な和の要素を取り入れつつ、現代的な要素も融合させたデザインです。
黒やグレーなど、落ち着いた色を基調とし、木目調や塗り壁など、和の素材感を活かしたデザインが特徴です。

アクセントカラーとして、赤や黄色などの鮮やかな色を取り入れると、よりモダンな印象になります。

和風モダンな外壁は、落ち着いた雰囲気でありながらも、洗練された印象を与えます。

 

4: シンプルモダン

シンプルモダンは、無駄を省いたシンプルなデザインです。
白やグレーなどの中立色を基調とし、直線的なラインを強調したデザインが特徴です。

アクセントカラーとして、ブラックやグレーなどのダークカラーを取り入れると、よりスタイリッシュな印象になります。

シンプルモダンな外壁は、都会的で洗練された印象を与えます。

 

5: ヨーロピアン

ヨーロピアンは、ヨーロッパの伝統的な建築様式を取り入れたデザインです。
白やクリーム色など、明るい色を基調とし、装飾的な要素を取り入れたデザインが特徴です。

レンガ調や石材調など、素材感を活かしたデザインも人気です。
アクセントカラーとして、赤や黄色などの暖色系の色を取り入れると、より華やかな印象になります。

ヨーロピアンな外壁は、華やかで優雅な印象を与えます。

 

6: クールスタイル

クールスタイルは、都会的でスタイリッシュな印象のデザインです。
黒やグレーなど、ダークカラーを基調とし、シャープなラインを強調したデザインが特徴です。

金属素材やガラス素材など、現代的な素材を取り入れたデザインも人気です。
アクセントカラーとして、赤や黄色などの鮮やかな色を取り入れると、よりクールな印象になります。

クールスタイルな外壁は、都会的でスタイリッシュな印象を与えます。

□まとめ

外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく左右する重要な工程です。
今回は、色見本を見る際の4つの注意点と、イメージ別のおしゃれな外壁事例を紹介しました。
この記事を参考にして、自信を持って理想の外壁色を選んでください。

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